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「わたしの幸せな結婚(小説)」3巻(1章)ネタバレ!清霞の父と美世の気持ち

わたしの幸せな結婚小説)」3巻1章)『義父と招待』のネタバレを招待します。

美世と清霞の縁談を持ち込んだ人物、清霞の父親が、やっと登場です。

でも、清霞や葉月の態度は、どこか冷たく素っ気ない…

そして、美世は、縁談を受けてから、ずっと気になっていたある思いを伝えます。

それを聞いた清霞の父は、どんな反応をするのしょうか…?

※ネタバレ注意

「わたしの幸せな結婚(小説)」3巻(1章)ネタバレ!『義父と招待』

偶然の出会い

季節は、秋になり帝都にもひんやりと冷たい風が吹く。

賑わう街を、薄手のコート姿の美女と、秋らしい着物をまとった娘が歩いている。

九堂葉月と斎森美世は、2人で買い物を楽しんでいた。

その買い物とは、美世の着る洋服。

以前から、洋服に少し興味はあったものの、美世1人では、勇気も購入の機会もない。

葉月に背中を押され、今回、購入するに至った。

…旦那さまは、何とおっしゃるかしら…

不安と期待を胸に、2人は、帰路に就いた。

突然、前を歩いている男性がよろけ、道端にうずくまる

美世と葉月は、急いで駆け寄り、声をかけた。

美世が、顔を覗き込むと、顔色は、真っ青で、とても苦しそうだ。

でも、それ以上にあまりにも整った目鼻立ちに目を奪われる。

…似ている…

一瞬、そんな考えがよぎったが、すぐに消し去る。

どうしたものか…と悩んでいるところに、自動車を呼びに行っていた葉月が戻ってきた。

えっ!? まさか… お父さま?

美世は、葉月の発言に理解が追いつかず、呆気にとられていた。

何と、この男性は、葉月の父親だという。

そして、葉月は、咳込む父を休ませるため、ここから近い、清霞の職場へと向かった。

3人を前に清霞は、頭を抱えて、唸った。

…どうしてこうなるんだ… 勤務中に呼び出され、何事とかと思ったら…

清霞は、特大のため息をついてから、改めて、美世に父親を紹介する。

先代九堂家当主、九堂正清(くどう ただきよ)

美世も会釈をし、自己紹介の挨拶を交わした。

顔の造りは清霞と似ているが、体格は、全然違うようで、すごく細い。

どうやら、正清は、虚弱体質ですぐに体調を崩してしまうらしい。

美世は、とりあえず頭の中で、九堂家について知っていることを整理していた。

そして、話題は、正清が急にこちらへ来た理由へと移る。

直後、清霞と葉月に怒鳴られるはめになったが…

本心

清霞の職場を離れ、九堂家本邸に場所を移した3人。

西洋風の立派な石造りの大豪邸を前に美世は、圧倒されてしまった。

広い玄関ホールの壁には、見事なステンドグラスが嵌め込まれている。

3人は、そのまま屋敷の談話室に向かう。

ソファーに座り、紅茶と茶菓子が用意された。

意を決し、美世は、ずっと気になっていた事を正清に伝えた。

この縁談を持ちかけた正清自身に、確認しておかなければならない大切な話

斎森の娘とは、美世の事ではなく妹の香耶だったはず。

きっと正清もそう考えていたに違いない。

なぜなら、美世は、あの家で存在しない者として扱われていたのだから。

なのに、実際、嫁いできたのは、香耶ではなく…

正清は、どう思っているのだろう…

美世は、精一杯の勇気を振り絞って、本心を正清に伝えた

そんな美世の頭を優しく撫でて、正清も心の内を語り始めた…

正清の目的

日が傾きはじめた頃、清霞が仕事を終え、九堂家本邸にやって来た。

美世は、急いで玄関へ行き、清霞を出迎える。

そして、晩餐室へと通され、全員での夕食が始まった。

九堂家の食事はどれもこれも美味しい物ばかりだった。

一流料理人の腕の良さを感じながら、美世は、せっせと口へ運ぶ。

しばらくして、清霞が口を開いた。

正清が、突然こちらに来た理由について、詳しく聞き出すつもりらしい。

正清は、清霞と美世を見てから、もう1つの理由を話した。

…2人を僕たち夫婦が住んでいる別邸に招待したいんだ

清霞は、嫌そうな表情だが、仕方なく、その招待を受ける。

なぜなら、仕事で、別邸に滞在することになっているらしい。

本来なら、キッパリと断るのにそうもいかない深い事情が出来たようだ。

食事を終え、帰る準備していると正清が、清霞に話しかけた。

清霞は、つい父親に対して、乱暴な話し方をしてしまう。

原因はあの女だと分かっている。

清霞は美世と出会った事で、もう1度、あの女、自分の母親と向き合おうと決意した

「わたしの幸せな結婚(小説)」3巻(1章)感想と考察!

清霞の父親が登場しました。

個性的なキャラで、面白かったですね。

清霞と葉月にしたら、イライラの根源だったかもしれませんが…

でも、美世が本心を伝えた場面の正清は、素敵でした。良かったです。

ちゃんと美世の気持ちを汲み取って、寄り添おうとしている様子が、言葉遣いや行動で

感じました。

皆さんは、いかがだったでしょうか?

話が進むにつれて、少しずつ、清霞と両親の間にある隔たりが見えてきました。

九堂家という家族は、どのような形をしているのでしょう?

次章が楽しみですね。

ABOUT ME
ごんちゃん
関西在住の主婦/40代/週に数回、パン屋さんでパンを作り、休みの日には家でパンを作ってます。お家時間が増えたので、以前から興味のあったライターのお仕事に挑戦! 好きな小説は『わたしの幸せな結婚』、好きな漫画は『東京喰種』です。独特の世界観や、繊細な人の心の描写など、魅力的です。このような形でこの作品と関わることができ、うれしく思っています。