ネタバレ

「わたしの幸せな結婚(小説)」1巻(3章)ネタバレ!想い合う二人

わたしの幸せな結婚小説)」1巻3章『旦那さまへ贈り物』のネタバレを紹介します。

美世は、清霞に感謝の気持ちを伝えるため、贈り物をしたいと強く願います。

今まで、人生に絶望し、全てを諦めていた美世にとって、喜ばしい変化の兆しでした。

また、清霞も美世を想い、行動を起こします。

途中、壁にぶつかりながらも、乗り越えていく2人の姿に目が離せません。

※ネタバレ注意

小説「わたしの幸せな結婚」ネタバレ
1巻2章(3話)1巻4章(4話)

「わたしの幸せな結婚(小説)」1巻(3章)ネタバレ!『旦那さまへ贈り物』

美世の悩み事

美世には、最近悩んでいることがある。

世話になっている清霞に、感謝の気持ちを伝えたいが、どうすればいいのか分からない。

何か贈り物をしたいが、何も無い美世に出来る事は限られている。

ゆり江と相談し、予算や実用性も考えて、手作りの組み紐を髪紐にして渡すと決めた。

喜んでくれるだろうかと思う反面、ワクワクする気持ちを抑えられずにいた。

そして、買い出し当日、清霞は、美世にお守りを渡す。

肌身離さず、大切に持っていろ

どうやら、清霞は、自分も一緒に行きたかったようだ。

清霞の心配がうれしく、美世は、緩む口元をそっと隠した

まさかの再会

美世は、ゆり江と手芸用品を扱う店に来ている。

一言に組み紐と言っても、たくさんの種類があり、迷ってしまう。

清霞の髪色には、どの色が合うだろうか…

清霞は、どんな風に喜んでくれるだろうか…

美世は、悩みながらも大きな幸せを感じていた。

会計を済ませ、家に帰る途中、食材の買い忘れを思い出したゆり江。

すぐに戻るからと美世を一人残し、人混みの中へ消えていく。

心細さを感じながら、待っていると…

あら? お姉様?

一瞬にして全身が凍りつく。

振り向くと、そこには、香耶と幸次が立っていた。

相変わらず、美世を見下し、蔑む香耶。

何も答える事が出来ない美世。

それは、ほんの数分、わずかな時間の出来事だった…

でも、清霞と出会い心を開き始めていた美世を “以前の美世” に引きずり戻すには、

十分過ぎる時間だった。

…どうして自分はこんなに情けない人間なんだろう。

何も出来ない自分が大嫌い、変われない自分も…

美世は、家に帰っても自室にこもったまま、食事すら摂る事が出来なかった。

帰って来た清霞は、ゆり江から出先での出来事を聞く。

美世に声をかけるが、頑なに拒み、部屋から出てこない。

清霞は、自室に戻り、しばらく考えてから、万年筆と便箋を取り出した。

美世の決意

その後も美世の引きこもりの生活は続いた。

今日も自室で組み紐を編みながら、これからの事を考えていた。

本当は、清霞への贈り物はとっくに完成している。

それを渡し、清霞に真実を告げ、ここを去らなければ…

そう思うのに、まだ清霞のそばに居たいと願う自分がいる

その時、美世に来客の知らせが…誰だろうか、見当もつかない。

やがて、美世の前に現れたのは…

斎森の家で唯一、美世の見方でいてくれた使用人の花だった。

「ど、どうしてここに…?」

そして、美世の脳裏に、先日の清霞の言葉が思い浮かぶ。

あぁ…、旦那様は、全てを知っておられたのね…

今の気持ちを花に吐露する美世。

花は、昔と変わらず優しい表情で耳を傾け、励ました。

美世は次第に落ち着きを取り戻し、清霞に全てを打ち明ける決意を固める。

清霞を前に、涙を必死で堪え、今まで言えなかった思いの丈をぶつける

最後に、贈り物の髪紐を畳の上に置き、頭を深々と下げ、清霞の返事を待った

悪い夢

数日経ったある日、風呂から出た清霞は、家の様子がおかしい事に気付く。

異能の気配が微かに残っている。

用心しながら居間に近付くと、美世の声がした。

眠っているが、何かうわごとのように喋っている。

苦しそうな表情で、懇願しながら涙を流しているのだ。

清霞は、美世を揺さぶり、起こした。

継母と異母妹に虐められる夢は、想像以上に美世を怯えさせる。

涙をぽろぽろ零す美世を、清霞は優しく抱きしめ、慰めた

…さっきの異能の残滓は、何だ?

清霞の頭に嫌な可能性が浮かび上がる。

美世の悪夢の原因が、もし、異能によるものだとしたら…

夢にまで干渉し、人の心を操る最も危険な異能

そして、その異能を受け継ぐ家が…美世の母親の実家、薄刃家だった。

「わたしの幸せな結婚(小説)」1巻(3章)感想と考察!

途中、美世の気持ちを考えると心臓が締め付けられる思いでした。

自分でも強く在りたいと願うのに、それを許さない過去のトラウマが、美世を苦しめます。

少しずつでも、前へ進もうと努力する美世をこれからも応援したいです。

そして、初めて美世から、想いを告げられたシーンの清霞の反応、とても良かったです。

期待を裏切らない、期待以上の微笑ましい2人を見る事ができ、大満足です。

髪紐の色も清霞にピッタリでした。

最後、薄刃の異能と悪夢が関係しているという可能性に衝撃でした。

ABOUT ME
ごんちゃん
関西在住の主婦/40代/週に数回、パン屋さんでパンを作り、休みの日には家でパンを作ってます。お家時間が増えたので、以前から興味のあったライターのお仕事に挑戦! 好きな小説は『わたしの幸せな結婚』、好きな漫画は『東京喰種』です。独特の世界観や、繊細な人の心の描写など、魅力的です。このような形でこの作品と関わることができ、うれしく思っています。