ネタバレ

「わたしの幸せな結婚(小説)」1巻(2章)ネタバレ!縮まる2人の距離

わたしの幸せな結婚小説)」1巻2章『初めてのデヱト』のネタバレを紹介します。

清霞は、美世をデートに誘い、楽しい一時を過ごします。

そして、最後に清霞から贈物が。 それには、清霞の思いが込められていました。

美世も清霞から大切に扱われ、そばにいることを内心では望みますが…

秘密を抱える美世の心の葛藤が、せつなくも美しく表現されています。

※ネタバレ注意

 

小説「わたしの幸せな結婚」ネタバレ
1巻1章(1話)1巻3章(3話)

「わたしの幸せな結婚(小説)」1巻(2章)ネタバレ!『初めてのデヱト』

デートのお誘い

2人が一緒に生活するようになって、十日が経った頃。

夕食の席で、清霞は美世に、次の休日は街へ一緒に出かけようと誘う。

突然の事に驚く美世は、すぐに首を縦に振ることができない。

迷惑になる… 邪魔になる… そんな事ばかり考えて、躊躇ってしまうのだ。

そんな自分を嫌に思いながらも、街へ行く約束に不安とほんの少しの期待を抱いていた

…デート前日、美世は夢を見た。

桜の木の下で、実母が美世に何か話しているのに、声が小さくよく聞こえない。

「ごめんなさいね、美世…でも、もう少し成長したら…」

母は何を言いたかったんだろう…いくら考えても、答えを見つける事は出来なかった。

デートの行き先

目の前に広がる光景は、どれも美世にとって新鮮で興味を引くものばかりだった。

夢中になって街の景色を見ている美世を清霞は、穏やかな表情で見守っている。

「好きなだけ楽しめばいい。ここにそれを咎める者はいないのだから」

清霞の優しい言葉、行動に涙が零れそうになる。

許されるなら、ずっと一緒にいたい…

絶対に不可能だと分かっているのに、そう望んでしまう自分がまた嫌になった。

やがて、高級呉服店に到着。

昔から九堂家が贔屓にしている老舗で、女主人の桂子と清霞も古い付き合いだ。

清霞は、頼んでいた品を見るため、桂子と奥の部屋へ入っていく。

そこには、綺麗な女物の反物が一面に並べられていた…。

呉服店を後にし、甘味処で休憩する2人。

向かい合わせで座り、あんみつを食べる美世は、緊張し過ぎて、落ち着かない。

「…もう少し、お前の笑顔を見たいと思うんだが。

それに、いずれ、結婚するのだから、何でも言い合える関係になりたいと思っている」

美世は、固まってしまった。

頭の中でいろいろな考えがぐるぐるしている。

育った環境や異能が無いこと、ゆえに自分は清霞に相応しくないこと。

すぐにでも全て打ち明け、身を引かねばならないことを…

けれども、新たに芽生えた感情が、美世にそれを許さなかった

贈り物と笑顔

初めてのデートを終え、2人は、車で自宅へと戻る。

夜、美世が風呂を終え、自室に戻ると部屋の前に箱が置かれていた。

「だ、旦那様ー!」

清霞からの予想外の贈り物に美世は驚きと戸惑いを隠せない。

箱を開けると、美しい細工が施されたつげの櫛が入っていた。

「ありがとうございます。大切に使わさせていただきます」

最初、受け取る事を躊躇っていた美世は、少し笑って清霞にお礼を言った。

ほんのわずか、蕾がほころぶように、美しく微笑む姿。

清霞の中に今まで抱いたことのない感情が沸き上がる。

男性が女性に櫛を贈る意味を隠したまま、清霞は、喜ぶ美世を見つめた。

斎森美世の生い立ち

清霞の手元には、以前から情報屋に依頼していた調査の報告書がある。

斎森美世の調書を確認した清霞は、あまりに酷い内容に怒りが収まらない。

清霞は、美世に対して感じていた違和感の理由を全て知った。

そして、美世が今、何を考えていて、何をしようとしているのかも…

清霞は、仕事を片付け、職場を出た。

ふと、不穏な気配を感じ取る。

誰かが式を使い、清霞の動向を伺っている。…嫌な予感がする

瞬時にその式を始末し、清霞は、家へと急いだ。

「わたしの幸せな結婚(小説)」1巻(2章)感想と考察!

今まで、女性に嫌悪感さえ感じていた清霞が少しずつ美世に興味を示し始めました。

美世の性格を慮り、美世のペースに合わせようと気遣う清霞。

そんな清霞の優しさを、ストーリーのいろんな所で感じ取ることが出来ます。

そして、美世が見る夢も気になります。

これまで何度か夢のシーンがありましたが、特に今回の夢は今までと違う気が!

最後に登場した式や、清霞の異能の力にも好奇心がくすぐられます。

ABOUT ME
ごんちゃん
関西在住の主婦/40代/週に数回、パン屋さんでパンを作り、休みの日には家でパンを作ってます。お家時間が増えたので、以前から興味のあったライターのお仕事に挑戦! 好きな小説は『わたしの幸せな結婚』、好きな漫画は『東京喰種』です。独特の世界観や、繊細な人の心の描写など、魅力的です。このような形でこの作品と関わることができ、うれしく思っています。