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「わたしの幸せな結婚(小説)」2巻(4章)ネタバレ!美世の異能が清霞を救う!

わたしの幸せな結婚小説)」2巻4章)『暗闇の中の光』のネタバレを紹介します。

清霞が倒れたとの知らせを受け、美世と新は急いで清霞の家へ向かいます。

そこで2人が見たものは!?

そして、呪いを受けた清霞を救う唯一の方法が、明らかに…

大切な清霞を助けるため、美世が遂に覚悟を決めます!!

※ネタバレ注意

「わたしの幸せな結婚(小説)」2巻(4章)ネタバレ!『暗闇の中の光』

救うために

一刻を争う事態だ

美世は、新が運転する車で清霞の家に向かっている。

家に到着すると、美世は、急いで玄関へと向かった。

すると、中から大きな物音と怒声が聞こえてくる。

警戒する新を前にして、中に入ると…

2人の男性、清霞の部下である五道と、辰石一志が取っ組み合いの喧嘩をしていた。

そんな2人の前を通り過ぎ、清霞の部屋へと急ぐ。

緊張で手が震える…大丈夫…大丈夫。

美世は、自分にそう言い聞かせ、襖を引いた。

中には、葉月と布団に横たわる清霞の姿。

急いで、駆け寄るも清霞は、微動だにせず、肌の色も青白い

まるで蝋人形のようだった。

微かに脈はあり、息はしている。

最悪の結果を回避でき、美世の目から安堵の涙が零れ落ちた。

そして、優しく抱きしめる葉月に美世は、ずっと後悔していた心の内を伝える。

「…オクツキの強い恨みにやられたようですね」

新の声に葉月が驚く。

続けて、自分がどうして美世と一緒にここにいるのか理由を説明した。

それから新は、清霞を助ける方法について話し始める。

夢見の力でなら、呪いを解いて清霞を救い出せると。

美世は、驚き戸惑う。

清霞の命を美世が握っていると思うと重圧に押し潰されそうになる。

今まで、異能を使った事など一度もない。

でも、美世に諦めるという選択肢は無かった。

ほんの少しの可能性でも、希望が残されている限り、絶対に諦めない!

覚悟を決め、美世は、新の指示に従った。

夢見の力

美世は、1人、真っ暗な闇の中を歩いている。

清霞を探しながら、ひたすら前へ進んだ。

恐怖と不安で、泣き出しそうになってしまう…

どれくらい歩いただろう。

微かに物音が聞こえ、そちらへと足を向ける。

先には…美しい星が輝く夜空、土を均した道、生い茂る草木…

美世が暮らす家の周りと、よく似た風景が広がっていた。

その時、美世は、離れたところで動く人の気配を感じとる。

…絶対に旦那さまだわ!!

早く会いたいと、美世は、ひたすら夜道を走った…

サーベルに雷の異能を纏わせ、周りの怨霊を消滅させる。

次々と沸いてくるそれらと、どれだけ戦っているだろう…

清霞は、あの夜の事を思い出していた。

確実に自分の不注意だったと、悔やむが、どうにもならない。

…美世は、どうしているだろうか…俺がいない事に涙を流すだろうか…

それとも、薄刃家で…

清霞は、悔しさの余り、奥歯を噛み締め、目をギュッとつぶった

ふいに、美世の呼ぶ声が聞こえる。

驚き振り返ると、巫女装束に見を包んだ見世が、清霞を見上げて立っていた。

無意識にサーベルを手放し、華奢な美世の体をきつく抱きしめる。

美世の温かい体温が清霞に大きな安心感を与えた。

後は、この怨霊をどう始末するか?

清霞が、思案していると、美世が前方に歩みを進め…

それは、本当に一瞬の出来事だった。

あれだけ倒しても倒しても湧き出て来た怨霊が、美世の一言で霧散する。

夢見の力を目の当たりにした清霞は、あまりの衝撃にしばらく言葉を失った。

通じる思い

美世と清霞は、手を繋いで真っ暗な夜道を歩いている。

美世は、清霞にずっと伝えたかった謝罪の言葉を口にした。

清霞の優しさを理解出来ず、一方的に清霞を傷付けてしまった。

家族が欲しいと望みながら、家族というものを理解出来ていなかった。

お互いが歩み寄らなければ絆は、生まれないのに…

思いの丈をぶつけ、最後に本心を打ち明ける。

清霞は、美世の思いを全て受け止め、涙ぐむ美世の頭にそっと手を置いた。

…夢から戻った美世は、布団の中で意識を取り戻す。

清霞は、既に起きていたようだ。

顔色はまだ青く、本調子には見えないが口調や表情はしっかりしている。

今までの恐怖と不安が一気に解け、美世の目は、涙で溢れた。

そんな美世を清霞は、優しく抱きしめ頭を撫でる。

まるで、小さな子供をあやすかのように…

「わたしの幸せな結婚(小説)」2巻(4章)感想と考察!

清霞はどうなるんだろうと、終始ハラハラする話の展開でした。

登場人物全員、立場は違いますが、みんな清霞を心配して、助けたいと願っている…

美世が望む家族の形の1つではないかと思いました。

まだ、美世の中では家族というものが、ぼやーっとした影のようかもしれません。

いろいろな経験を通してその影が形へと変化していくことを期待します。

夢見の力の凄さが、具体的に明かされました。

これによって、物語は、新たな動きを見せるのでしょうか!?

美世と清霞の絆も更に深まって、うれしく思いました。

ABOUT ME
ごんちゃん
関西在住の主婦/40代/週に数回、パン屋さんでパンを作り、休みの日には家でパンを作ってます。お家時間が増えたので、以前から興味のあったライターのお仕事に挑戦! 好きな小説は『わたしの幸せな結婚』、好きな漫画は『東京喰種』です。独特の世界観や、繊細な人の心の描写など、魅力的です。このような形でこの作品と関わることができ、うれしく思っています。