わたしの幸せな結婚(漫画)7話ネタバレ!愛情の自覚と新たな悩み
漫画『わたしの幸せな結婚』の第7話「初めてのデェト(後編)」のネタバレを紹介していきます。
素敵な旦那様と心地よい時間を過ごす美世。秘かに別れの覚悟を決めるが…
一方清霞は自分の感情に名前をつける。美世への想いは深まるが、新たな問題が発生して…
彼は愛しい娘をとるのか、それとも…?
※ネタバレ注意
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漫画『わたしの幸せな結婚』7話ネタバレ!「初めてのデェト(後編)」
旦那様との時間
甘味処に入った二人。
美味いか?と聞かれれば確かに美味しいけれど
周りから見られている方が気になる美世。
旦那様は普通に歩いているだけでも目立つ。
彼は絶世の美青年だから。
女性のように美しい髪…振舞いも優雅で隙がない。
若い女性からの視線が痛い。
どうしてあんな子が一緒に…と思われているのだろう。
美世は旦那様の様子を見る…
今日は何となく機嫌が良さそうだ。
「…お前は本当に笑わない」
ふとそんな感想を言われた。
ちょっと照れながら
「笑っているところを見てみたい、というか」
「興味があるというか」
と言われる。
美世はつい
「旦那様は…変わっていらっしゃいますね?」
と言ってしまった!
慌てて謝る。
久しぶりの外出で浮かれてしまった!
きっと香耶ならこんな失敗はしない…
「顔を上げろ」
「そんなに小さくなる必要はない」
「私達は、このままいけば結婚する仲だ」
「お前が今のように素直に話してくれる方が
うれしい…」
旦那様はそう言ってくれた。
『結婚する 仲』…
その言葉が心に引っかかる美世。
旦那様は、わたしが久堂家の嫁にふさわしくない事を
知らない…
今日は旦那様と素敵な時間を過ごし
優しい言葉もいただいた…
とても とても嬉しい!
旦那様の事を思うなら
今ここで、わたしは旦那様にふさわしくないと
言うべきだろう
でもわたしは
この人と、少しでも長く一緒にいたい…
「これからは素直に言います」…と告げる。
…もう少しだけ この幸せな時を過ごしたら
本当の事を言おう
自覚する想い
― 帰宅後
今日入手した小物を美世の部屋の前に置く清霞。
…廊下を走ってくる足音
慌てた美世が小物箱を手にやってきた!
蓋を開けると素敵な櫛が入っている!
「置いたのは旦那様?」
何度も聞く美世に答えをはぐらかす清霞。
美世の傷んだ髪を思い櫛を選んだのだが
櫛を贈る行為は「求婚」を意味する…
誤解を避ける為、ごまかすしかない。
何とか美世に使う事を承諾させる。
彼女は大切そうに箱を撫でる…
清霞は自分の感情を自問する。
感動…それとも興奮?…歓喜?
強いていうなら 愛しさ…
美世の背景
― 対異特務小隊屯所
美世についての調書を読む清霞。
斎森家の内情は酷いものだ。
美世を虐げる継母と異母妹
それを放置する父親
傍観する使用人
美世は何でも自分でするしかなかった。
使用人並の扱いを受け
食事さえ満足に食べられなかった
彼女の体や身なりの状態、性格は…
全て家族が原因だった。
清霞は自分さえもきつい言葉を浴びせたと
悔やんでいる…
だが美世に異能や見鬼の才がない事も分かった!
…それにしても
彼女の母親が薄刃家の人間だったとは!
異能にはさまざまなものがあるが
薄刃家の異能は飛び抜けて異質で危険といわれた。
「人の心に干渉する」異能…
危険なものでは、
相手の自我を消して傀儡を作る能力や
幻覚を見せて錯乱させる能力もあった。
薄刃家は自分達の能力の危険さを分かっていた。
だから彼らは表舞台から姿を消し
ひっそり隠れて生活している。
独自の規律で行動を制限し…
異能の情報が漏れる事を警戒して
他家との婚姻は滅多に行わない。
美世の母親が斎森家に嫁いだのは極めて例外的な事…
美世が嫁いでくる事は何も問題ないが
薄刃家については得体が知れず不気味だ…
どうしたものか…
考え事をした為、帰りが遅くなった清霞。
…最近は美世と時間を共有できるように
早めに帰っていた。
らしくない事をしていると思う…
幼い頃から今まで女性に関する良い思い出はない。
母でさえ、けばけばしく贅沢で…癇癪持ちだから
大嫌いだった。
こんな自分が年頃の美世と好んで同居とは…
謎の監視者
何か 付いてきている…
確かめる為 微かに指を動かす清霞。
彼の周囲に無数の鳥型の式が現れた!?
…一瞬でそれら全てを焼き尽くす!!
『大した相手ではないが、何者の仕業か…』
漫画『わたしの幸せな結婚』第7話の感想・考察
今話も超てんこ盛りです~
どこからツッコめばいいのやら困ってしまいます!
まずは清霞が美世への感情を自覚したとこですかね!
彼が女性の外見に惑わされず内面を知ろうとする人であったのが幸いです。
女性が苦手な理由も細かく描かれていますよ。
美世は清霞の周りにはいないタイプの女性であり、
彼の庇護欲をかき立てる存在となったんでしょうねぇ。
正に「運命の出会い」と言ってもいいのでは?
前話まで焦れ焦れでしたが、清霞がやっと自覚してくれて安心できました。
美世への気遣いから始まり、今は彼女への要求(笑顔が見たい)も言ったり
「結婚」という言葉まで出すようになりました!
女性不信な彼からすれば大きな進歩です!!
そして美世の方も今は旦那様の側にいたい…と願っています。
自分が嫁にふさわしくないと気付かれるまでは、ですが。
もう相思相愛なのに、家の格や異能のせいで諦めようとしてる美世が
めちゃめちゃ可哀想だぁ!!
自分の友人に結婚で苦労した子がいました。
相手の家が格上で地元の名士みたいな家柄だったから
彼を狙ってた女性達からかなりやっかまれて苦しかったそうです。
跡継ぎが絶対必要な家だったから不妊治療して寝たきりで長男を産みました!
あ、今は子供も大きくなり平穏に暮らしていますよ。
恋愛は邪魔が入れば、さらに燃え上がるもの…
美世を迎え入れたい気持ちに傾いてる清霞ですが、
彼女の実母の家が特殊な異能を持つ危険な薄刃家と知り
悩みます…
「薄刃家」…知りたいと思っていたけどレベルが違うーー
「自我を消す」とか「錯乱させる」とかぁ、マジヤバくね?
でも彼らが自らを制御しようとする考えで良かったぁ。
やがて美世にも、その力は出現すると思う…
…でも清霞は、美世を手放したりしないと思うよ!
なんてったって「初恋」じゃん!!
やっと「愛しさ」という感情も自覚した事だし、
ここは逃がしちゃダメっ!!
さて、次回清霞はどう動くのか?
本音でぶつかってくれよぉ!
▼わたしの幸せな結婚のネタバレまとめています▼
漫画『わたしの幸せな結婚』ネタバレあらすじまとめ!最終回(完結)まで更新中