わたしの幸せな結婚(漫画)5話ネタバレ!母の夢と変化の兆し
漫画『わたしの幸せな結婚』の第5話「矛盾する心」のネタバレを紹介していきます。
ゆり江さんと旦那様には嫌われたくない。
でも自分のみじめな過去の事は知られたくない…矛盾に苦しむ美世。
初めて見た母の夢…娘に何か告げる美しい母。そして、旦那様とのお出かけ…
実母は美世に何を伝えたかったのか…?
※ネタバレ注意

漫画『わたしの幸せな結婚』5話ネタバレあらすじ!「矛盾する心」
ゆり江の心遣い
ゆり江が裁縫道具を持ってきた。
綺麗な針箱に気おくれする美世。
嫁入りにほぼ身一つで来た自分が情けない。
でもこれでほつれた着物が繕える。
今朝の事が気になってゆり江に旦那様の機嫌を聞く。怒っていなかったか…と。
自分の存在を否定され続けてきた美世は泣き顔すら醜いと卑下している…
「そのような事ありませんよ」はっきり否定するゆり江。
泣く事は悪い事ではない自然に流れてきた涙はそのまま流せばよい…と言ってくれた。
ゆり江が言う事は信用できると思う。けれど自分には異能も見鬼の才もない。
いずれはこの家を出ていく事になる…今の生活は仮初めのもの。
昼の準備に台所へ行くと言うゆり江。
手伝おうとするが、やんわり断られる。
彼女が作ってくれた時間に縫物を始める美世。
…襖の影からそっと見ているゆり江…
旦那様のお誘い
― 夕食時
清霞殿が日中の事を聞いてくる。
本当の事は言えない美世…
旦那様やゆり江さんに嫌われたくないから誠実でありたい…
でも実家や自分のこれまでの事は言いたくなくて隠してしまう…
清霞殿が突然、「次の休日に出かけようか…」と言う。
「行きたいと思わないか?」
戸惑う美世。
高等小学校卒業以来、実家の敷地から出た事がなかった。街のにぎわいに心惹かれる年頃は過ぎてしまった…
「わたし 行けません」
断る美世に「なぜ?」と聞く清霞。
用事もないし、御迷惑になる…と答えかけたのを清霞は否定し、「私に付き添っていればいい」と言う。
服装も指定し、「では、そのつもりで」と言って部屋を出ていく清霞。
膳を下げながら、思い悩む美世。
旦那様に恥をかかせないよう準備しておかなければ…
母の想い
― 咲き誇る桜の下
髪の長い女性が立っている…
「お母さま…?」
振り返った母は、何か語りかけている!?
― 在りし日の母「澄美」が、父「真一」に必死で話しかけている。
「待ってください。違うのです!」
「何が違う?美世は異能を持っていないそれが事実だ」
異能を持たない我が子を愛せない父親…
幼い美世に謝る母。
美世は、力を持たない自分の方が罪深いと思った。
“でも大丈夫”
“あなたが、もう少し成長したら…”
はっ!
ここで目覚めた美世。
母の言葉を振り返り…その続きを思う。
鏡を見ながら美しい母の姿を…思い出す。
そこへ、ゆり江が来て化粧をしないかと勧めてくれる。
既に化粧道具を持参していて美世に化粧をしてくれた…
清霞殿が呼びに来て慌てて部屋を出る。
美世を見て驚く清霞…
今日は二人が出かける日…
漫画『わたしの幸せな結婚』第5話の感想・考察
嬉しい!今話には美世のお母さんが出てきましたよ!
幼すぎて母との思い出が記憶に残ってない感じでしたが、夢の中で見たお母さんは、とても綺麗な人でした!!
満開の桜の下、儚げな女性の美しさがいっそう映える画ですねぇ。
娘の行く末を案じ、夫に一生懸命大事な事を伝えようとしてましたが、ヤツは聞く耳を持ちません!
お母さんは自分の人生が短い事と娘が苦労しそうな事が分かっていたのでしょう。
異能の家に育ち、実力がなければ価値がないと思い込んでる夫は既に美世への愛情は感じていませんでした!
人間の持つ価値観って、本当に親や家から刷り込まれているもんですね…美世の人としての可能性や意欲を潰し続けた斎森家が嫌でなりません!!
辰石家当主は気付いてましたが、美世には尋常じゃない可能性が潜んでいると思うのです!
今話の「夢見」がその例ではないでしょうか?
お母さんは夢の中で凄く大事な事を話していたようです。
残念ながら風音で聴き取れなかったんですが。(これも演出ですよねぇ)
きっと「あなたには力があるのよ。まだ現われていないだけ…」と言いたかったんじゃないかなぁ。
それにですよ。
幼児の頃の記憶が夢の中で開かれた!とも思います。自分の幼児時代の記憶は幼稚園年長くらいのものです。
美世の今回の記憶は、もっと小さい1、2歳の頃じゃないかなぁ?こんなに小さいと普通覚えていませんよね?
でも美世は「夢見」を通じて思い出したんじゃないでしょうか?
そこには母の思念が影響しているように思えるし、また美世自身の異能も働いてるかもしれません。
余談ですが、自分の娘が幼児の頃「ママのお腹の中にいた時の事覚えてる?」と聞いたんです。
すると「覚えてるよ」と答えたんです!
驚きましたが、さすがに幼児の言う事なんで真偽は不明です。
大人になった今では聞き返しても全く覚えてないでしょう。
きっと実母の愛情は美世を護ってきたと思うんです。
父親は厄介払いで久堂家を選んだかもしれないけど、美世にとっては人生が変わるきっかけとなるでしょう!
しかも初めて見た母の夢は、久堂家で見たのですから!
ワクワクしますよぉ~今後の展開に!!
それから今話で押さえておきたいのは、ゆり江さんのグッジョブです!
清霞から「それとなく様子を探ってくれ」と言われ実行してましたが、絶対、美世を誘うように進言したのはゆり江さんでしょう!
美世が着る物に苦労してる姿を見て、清霞に出かける日の着物を伝え、美世が断っても押しまくるよう助言していたと思います!
またお出かけ準備の時に、ちゃんと化粧道具を用意してお化粧をしてくれる周到さ!感激ですっ!!(二人をくっつけたいんだな!)
自分も二人を推してますよぉーー!!!
清霞が化粧した美世を見て表情を変えたのもイイですねぇ!!
実母が美人で若い頃のクソ親父も美形でしたから間違いなく美世も磨けば美人さんですよーー!!
お出かけがどうなるか楽しみですねぇ~
きっと素敵な物を買ってくれるんじゃないかな?
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